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がんばれ!水戸商
大会トピックス




2008/03/23(日)  
鹿児島工に1−3 水戸商惜敗

  
鹿児島工−水戸商 初戦で敗退しグラウンドを去る水戸商の選手たち=甲子園
第80回選抜高校野球大会第2日は23日、甲子園球場で1回戦1試合と2回戦3試合を行い、7年ぶり4度目出場の水戸商は2回戦で鹿児島工(鹿児島)と対戦し1−3で敗れ、初戦突破はならなかった。

水戸商は2、3回裏に1点ずつを失う苦しい展開となった。5回に敵失絡みで1点を返したが、その直後に、逆に1点を追加された。攻撃では8回に2死満塁の好機をつくったが、無得点。最後まで追いつくことができず、先発若杉良平(3年)を援護できないままに終わった。





2008/03/23(日)  
学校でOBら観戦 敗戦に大きなため息

  
テレビ観戦し、ナインに熱い声援を送る教職員やOBら=水戸市新荘3丁目の水戸商高
水戸市新荘の水戸商では、留守を預かる教職員やOBらが校長室でテレビ観戦し、画面に映るナインに熱い声援を送っていた。終始リードを許す厳しい展開だったが、五回に1点を返すと、「よっしゃあ」と喜び、「まだまだこれからだ」と拍手を送った。だが、水戸商の最後の攻撃が終わり、敗戦が決まると、大きなため息が漏れた。

同校同窓会副会長の増子輝雄さん(68)は「残念だが、選手は頑張ってくれた。夏に期待したい」と話し、井野?基教頭も「いい試合を展開してくれた」と選手をねぎらった。





2008/03/23(日)  
教員生活最後の年 「最高のプレゼント」

  
選手たちのプレーを静かに見見守る服部さん=甲子園球場
■野球人生静かに幕 水戸商・顧問服部さん
第80記念選抜高校野球大会2日目の23日、水戸商は7年ぶり4度目の大舞台で鹿児島工(鹿児島)に接戦で敗れたが、勝利を信じて最後の瞬間まで奮闘した。その姿をアルプス席から優しく見詰めていたのは、3月末で同校を定年退職する野球部顧問の服部寛さん(60)だった。

「定年になるまでに必ず甲子園に連れて行きますから」。
野沢哲郎監督(30)がこう伝えてきたのは二年前。野球部長を辞めて顧問になった時だった。服部さんは野球部に曙ワ年間在籍し、六度の甲子園を経験した。
教員生活最後の年に、教え子だった野沢監督との約束が実現し、「最高のプレゼント。信じられないタイミングだと思った」。
前任の橋本実監督からチームを引き継いだ後、結果を出せずに苦しんでいた野沢監督を陰で支えてきた。「指導しやすい環境づくりを最優先に考えた」。人望が厚く、若さにあふれた監督が力を精いっぱい発揮できるよう心掛けた。短所を指摘するより、長所を伸ばそうとする指導法に未来を感じていたからだ。

試合は、先制されながらも失点を最小限に抑えて追う展開。服部さんは球場全体を見渡せるアルプス席の最上段部に座って戦況を見守った。満塁のチャンスには祈るような撫?ナ「狙い球を絞るんだ」。好守備を見せた選手には「よくやった」と笑顔を見せた。
チームの特徴は、最後まであきらめずに粘り強く守る野球。「あと一本が出なかっただけ」。3失点で抑えたのをたたえる一方で、相手のミスに乗じて何度もつくったチャンスを生かせなかったことを悔しがった。
試合開始からの約二時間はあっという間に過ぎた。約30年間、一緒に過ごした服部さんの野球人生は静かに幕を下ろした。「水商らしい良いゲームだった」。そう語る目は、少しだけ潤んでいるように見えた。





2008/03/22(土)  
自然体で戦う 水戸商野沢監督

  
健闘を誓い合う水戸商・野沢哲郎監督(左)と鹿児島工・中迫俊明監督=甲子園
水戸商は大会第2日の23日、第4試合(午後4時開始嵐閨jで初出場の鹿児島工(鹿児島)と対戦する。試合を前に、水戸商・野沢哲郎監督(30)と鹿児島工・中迫俊明監督(48)に初戦への意気込みなどを聞いた。

−相手チームの印象は
野沢 2年前(06年)の夏の甲子園をテレビで見て、監督の人柄だと思うが、選手たちがはつらつとプレーする印象が残っている。
中迫 守りのしっかりした、きちっとした野球をするチームだと思う。

−相手チームで警戒する選手は
野沢 投手の内村君は力のある球を投げてくるし、甲子園経験もあるチームの大黒柱として注目している。
中迫 クリーンアップの3人、特に中川君は長打力もある。彼の前にできれば走者を出したくない。

−試合の鍵を握る選手は
野沢 若杉の投球が鍵。彼のピッチング次第でゲームが変わってくると思う。攻撃は中軸がチャンスで打てるような攻撃を見せたい。
中迫 内村がいい投球をすれば接戦に持ち込めると思う。投げてみないと分からない部分はあるが、いい時は制球は安定している。

−チームの調子は
野沢 比較的落ち着いてここまで来ている。自然体でやってもらうのが一番良い。
中迫 雨で甲子園練習ができなかったので不安がある。甲子園のグラウンドに立ってみて舞い上がるのが心配。

−試合展開の卵zは
野沢 ロースコアの展開になると思う。得点はそんなに期待できなので、失点を抑えてゲームができればいい。
中迫 2、3点以内のロースコアで接戦に持ち込みたい。そうすればチャンスはある。内村を中心とした守りで点数を与えないことが大切。





2008/03/22(土)  
行進「うまくいった」

  
水戸商のプラカード嬢を務めた生徒会長の中本真琴さん(左)と浅野謙太主将=甲子園
開会式で7番目に登場した水戸商ナインは、浅野謙太主将(3年)を先頭に、阿久津航太副主将(同)の「イチ、ニー」という気合の入った掛け声で元気良く行進した。
行進はぶっつけ本番だったが、両手両足はきれいにそろい、「自分たちで言うのも変だけどうまくできた」と阿久津。選手たちの顔からは、待ちに待った開幕のうれしさに時折、笑みがこぼれていた。
4番の中川淳平(同)は「やっと始まった。観客の歓声も大きかったし、気持ちよかった」と満足気な撫?ナ語り、浅野主将も「歩いている時は時間が短く感じた。夢だった舞台に立てて、やっと甲子園に出場できることを実感した」とあらためて出場の喜びをかみしめていた。

■堂々と先導中本真琴さん
今大会から入場行進のプラカードは、昨年までのボーイスカウトに変わって各校の生徒代浮ェ担当することになり、水戸商は生徒会長の中本真琴さん(17)が甲子園の大観衆の前で堂々と先導役を果たした。
本番前、同じクラスの桧山裕太外野手(3年)に声を掛けられて「リラックスしてできた」と中本さん。開会式を終えると「選手たちが試合をする大事な場所に来れたのがうれしい」と感動した様子で、「みんながいつもの成果を出せるように応援して、それを力に変えてほしい」とエールを送った。





2008/03/22(土)  
初戦へ向け最終調整

  
初戦の鹿児島工戦を前に最終調整に励む水戸商ナイン=豊中市・豊中ローズ球場
鹿児島工(鹿児島)戦に向けて水戸商ナインは開会式後、午後から大阪府豊中市の豊中ローズ球場で約2時間にわたり守備と打撃練習などを行った。
選手たちは午後3時から練習を始め、キャッチボールなどで体を暖めた後、シートノックを行った。外野からの中継プレーやバント処理なども含めて約20分間集中した動きを見せた。その後の打撃練習では、各選手がマシンとバッティングピッチャーを相手にスイングの確認を行っていた。
投手陣は捕手を座らせて投げ込み、最終調整を行った。エース若杉良平(3年)は「調整はうまくいっている。明日は試合序盤からどんどん飛ばして攻撃のリズムにつなげたい」と意気込み、浅野謙太主将(同)も「ここまで来たら思いっきりやるだけ」と気合を入れていた。
野沢哲郎監督(30)は「選手たちは気持ちも入っていい形でできる。あとは試合を楽しみたい」と語り、監督としての甲子園初陣を心待ちにした。





2008/03/22(土)  
水戸商ナインきょう初戦 センバツ開幕堂々行進

  
第80回記念選抜高校野球大会の開会式で入場行進する水戸商ナイン=甲子園
第80回選抜高校野球大会は22日、初出場9校を含む36校が参加して、内野席が改修された甲子園球場で開幕した。開会式で七年ぶり四度目出場の水戸商は七番目に登場し、浅野謙太主将(三年)を先頭に堂々と行進した。

開会式に続いて1回戦三試合が行われ、二処齔「紀枠の成章(愛知)と安房(千葉)が甲子園初勝利を挙げ、北大津(滋賀)とともに2回戦に進んだ。21世紀枠2校が初戦を突破するのは、第73回大会から同枠が採用されて初めて。

水戸商は大会第2日の第4試合(22日午後四時開始)で初出場の鹿児島工(鹿児島)と対戦する。





2008/03/21(金)  
選抜高校野球きょう開幕  水戸商、初戦心待ち

  
開会式リハーサルを終えて甲子園球場から出てくる水戸商ナイン=甲子園
第80回記念選抜高校野球大会は22日、内野席が新しくなった甲子園球場で36校が参加して開幕する。21日は開会式のリハーサルが行われ、水戸商ナインは校章が刺しゅうされた選抜旗を手にした浅野謙太主将(3年)を先頭に入場。元気のいいきびきびした行進で開幕へ向けて気合を入れていた。(7−11面に特集)
リハーサルを終え、浅野主将は「芝生の上を歩いて気持ちよかった。早く開幕してほしいし、試合がやりたくてうずうずしてきた」と、23日の初戦を心待ちにしている様子だった。
水戸商ナインは午後から大阪府豊中市の豊中ローズ球場で約2時間にわたって守備や打撃の練習で汗を流した。3日ぶりに好天に恵まれたこともあり、阿久津航太(同)は「はつらつと練習できた」と満足気なひょう情を見せた。野沢哲郎監督(30)は「明日もこの調子でノックと打撃で体を動かしたい」と語った。
開会式は記念大会イベントとして、大会歌「今ありて」を作曲した谷村新司さんらの合唱が行われた後、午前9時に開始。入場行進曲のコブクロの「蕾」に合わせ、史上3校目の春連覇が懸かる常葉学園菊川(静岡)、前回準優勝の大垣日大(岐阜)と続き、駒大岩見沢(北海道)一関学院(岩手)と北から南の順に登場。最後に沖縄尚学(沖縄)が甲子園の土を踏みしめる。選手宣誓は中京大中京(愛知)の矢沢英典主将が行う。
プラカードの校名は高校生の揮毫(きごう)が採用され、各校の生徒代浮ェ持つ。開会式後の第1試合は駒大岩見沢(北海道)−成章(愛知)。
水戸商は大会第2日の23日の第4試合(午後4時開始)で初出場の鹿児島工(鹿児島)と対戦する。


【水戸商ナイン甲子園日誌】中川淳平右翼手 チーム勝利へ 一発心に誓う
「甲子園で本塁打を打ちたい」。チームの勝利のため、あこがれの舞台での一発を心に誓う。
03年のセンバツを観戦した時は「とても広く感じた」という甲子園。18日に公式練習を終え、「打席に立った感じは普通だけど、外野は広いので一歩目の反応を早くしないといけない」と4番右翼手としてのプレーをイメージしていた。
23日の初戦へ向けた打撃練習でフォームの微調整が続く。普段のおとなしい性格とは対照的に野球に関しては「目立ちたがり屋。自分のプレーをみんなに見てもらいたい」と自信満々。「普段の当たりなら甲子園のスタンドでも充分に入る」と意欲をみなぎらせた。





2008/03/20(木)  
若杉「初戦へ照準」

  
ブルペンで投げ込みを行った水戸商・若杉=大阪府・日本生命千里山グラウンド
第80回記念選抜高校野球大会に出場する水戸商は20日、大阪府吹田市の日本生命千里山グラウンドで約2時間にわたって練習を行った。
選手たちは午後3時から練習を開始。球場の芝生部分で約10分間、ランニングやキャッチボールで体を動かした後、投手陣はブルペンで投げ込みを行い、打撃陣は室内練習場でマシンを使いバットを振り込んだ。
エース若杉良平(3年)は捕手を立たせて30球、座らせて40球を投げ込み、「投げるのは17日の北陽(大阪)戦以来だし、まだまだコンロールが甘い。残り2日の練習でうまく調整して、初戦に照準を合わせたい」とあらためて表情を締めていた。野沢哲郎監督(30)は「選手たちは落ち着いているし、入り込みすぎていることもない。この調子で調整していければ」と語り、23日の初戦を見据えていた。

【水戸商ナイン甲子園日記】
■飛田宗樹遊撃手 打撃は上向き 「試合楽しむ」
「大阪に来てから本当に時間がたつのが早い」。気が付けば初戦まであと3日。試合を楽しむ気持ちは決して忘れていない。
初めて踏んだ甲子園の土は「感触もよく、動きやすい。さすが甲子園」と最高の印象。打撃の調子も上がり、体の前でポイントをつくることで強い打球が打てるようになった。
今回が初の大阪。たこ焼きもくしカツも食べたし、夜の空き時間にはみんなで任天堂DSのマリオカートをやって気分転換を図っている。「観客がたくさんいた方がよく動ける。試合を楽しもうという気持ちを力に変えたい」といつも通りのプレーで勝利を誓った。





2008/03/19(水)  
関西県人会がエール

  
関西県人会の高土常任理事が浅野主将にメダルを渡し、健闘をたたえて握手=大阪市内
水戸商ナインを激励するため、関西県人会や関係者らが19日、宿舎となっている大阪市内のホテルを訪問した。
訪れたのは、常任理事の高土幸男氏(73)と増田益男氏(64)ら4人。高土氏は「甲子園では悔いのない試合をぜひしてください」とエールを送り、選手たちに甲子園出場記念メダルを渡した。浅野謙太主将(3年)は「一試合一試合頑張りますので、応援よろしくお願いします」と応えた。





2008/03/19(水)  
雨でナイター練習は中止 本番へ室内で調整

  
室内練習場で打撃練習をする水戸商・桧山寿=大阪府・大阪桐蔭高グラウンド
第80回記念選抜高校野球大会に出場する水戸商は19日、大阪府大東市の大阪桐蔭高グラウンドで約2時間にわたって打撃練習を行った。
この日はあいにくの雨模様で、当初は大阪市此花区の舞洲ベースボールスタジアムで練習し、その後、同高グラウンドへ移動してナイター照明を使って練習する予定だったが、悪天候のため変更となり、同高だけでの練習となった。
選手たちは午後2時半ごろ、同高に到着し、人工芝のグラウンドで軽めのアップやキャッチボールの後、室内練習場でトスバッティングやマシンを使った打撃練習で汗を流した。
野沢哲郎監督(30)は、23日午後4時開始予定の初戦を想定したナイター練習ができなかったことに関しては「(ナイター練習を)やれるにこしたことはないが、そんなに気にはしていない。できる環境の中でやるだけ」とすでに頭を切り替えた様子。主砲の中川淳平(3年)も「本音はナイター練習をやりたかったが、限られた時間の中でいい調整ができるように努力したい」と前向きに語った。

【水戸商ナイン甲子園日記】
■鈴木悠介捕手 集中力高まり 「全力で戦う」
本番が近づくにつれ集中力が高まってきた。18日に甲子園練習をしてからは迷いは消えた。
最近の練習試合では弱気のリードが続き、17日の練習試合でも計9点を失い、「2ストライクまで追い込みながら思い切った球を要求できなかった」と反省しきりだった。だが甲子園練習では「いつもやっているグラウンドと変わらない。普通にやれる」と感じ、気持ちがふっ切れた。野沢監督にも言われた「強気のリード」を心掛け、いまから試合を楽しみにしている。
部屋では入場行進曲のコブクロの「蕾」を聞きながらリラックス。「あとは全力で戦うだけ」と力強く誓う。





2008/03/18(火)  
水戸商が甲子園練習 球場の広さなど確認

  
公式練習でノックを受ける水戸商・井坂(右)。左は柏=甲子園
第80回記念選抜高校野球大会の出場校による甲子園練習第2日は18日、水戸商など16校が行い、グラウンドの感触などを確かめた。
水戸商の練習は午前9時から約30分間。ポジションごとや走者を置いてのノックを約20分間行い、その後、レギュラー陣がシートバッティングを実施。最後は若杉良平(3年)と柴田克人(2年)がマウンドに立って軽めに球を投げ、鈴木悠介(同)、森島一成(3年)の両捕手は第1期改修工事で狭まったファアルゾーンの距離感を確認していた。
野沢哲郎監督(30)は「今日は何より球場の広さを知ることが大切。打撃練習はできないかなと思っていたが、うまい具合にスムーズに練習できたので良かった」と語り、装いも新たになった甲子園については「自分が選手として(95年に)来た時より、ずい分とベンチがグラウンドに近くなっていたので驚いた」と感想を述べた。
あこがれの土を踏み、練習前は終始白い歯を見せていた中堅手の浅野謙太主将(同)は「クッションボールは少し中に入ってくる感じがある。やっぱり右中間と左中間は広かったので、守備の連係がテーマになってくると思う」と短い時間の中で球場の感覚をつかんだ様子だった。
水戸商ナインは同日午後は、大阪市此花区の舞洲ベースボールスタジアムに移動し、打撃練習を中心に汗を流した。

【水戸商ナイン・甲子園日記】
■阿久津航太二塁手 特別な場所でも 普段通りの動き
「朝起きた時からわくわくしていた」という甲子園練習。ノックでは普段通りの柔らかな動きで確実に球をさばいたが、「特別な場所に立ったという感動でいっぱい」と感慨深げな表情だった。
甲子園に来たのは01年のセンバツ以来。その時は水戸商野球部に在籍していた六つ上の兄・智也さんの応援だった。今は頼れる3番打者、そして副主将として責任の重さを自覚している。
17日の練習試合では「半年ぶり」という本塁打も放ち、調子はまずます。午後4時開始予定の本番へ向けて「プロもナイターでやっているし、その雰囲気を楽しみたい」と、あこがれの地での勝利を誓った。





2008/03/17(月)  
水戸商、北陽と練習試合 乱打戦、1点差惜敗

  
〈練習試合〉水戸商−北陽 2安打2打点と活躍した水戸商・阿久津=大阪府・北陽高グラウンド
第80回記念選抜高校野球大会に出場する水戸商は17日、大阪府摂津市東別府の北陽高(大阪)グラウンドで同校と練習試合を行い、乱打戦の末に8−9で敗れた。

試合はエース若杉良平(3年)が先発。3回までは直球とスライダーをコースに投げ分けて相手打線を封じたが、2−0の四回裏に連打を許して1点を献上。5回には二死から四球とぼう投でリズムを崩し、6連打などで大量6点を失うと、六回にも2点を奪われた。
一方、打撃陣は3番阿久津航太(同)が三回一死二塁から右中間へ先制の2点本塁打。2−1の五回には6番若杉の2点本塁打などで4点を追加して一気に突き放した。しかし直後の5回裏と6回の計8失点で完全に流れを失い、7回2点を返したが最後まで追い付けなかった。

7回を投げて被安打14、失点9の若杉は「2ストライクに追い込んでからの直球が度々甘く入ってしまった。スライダーは良かったので、もっと直球で押していけるようにしたい」と反省。捕手の鈴木悠介(2年)も「五回裏の6失点は4点を取った直後だったし、二死からなので反省しなきゃいけない」と厳しい口調で語った。

大味な試合展開に野沢哲郎監督(30)は「リードのミスもあったし、もったいない失点ばかりだった。打撃陣はよくバットが振れていたので、この調子を維持してほしい」とさばさばした表情で語り、18日の甲子園練習を見据えていた。

■練習試合
水 戸 商 002040200│8
北陽(大阪)00016200×│9

(水)若杉、柴田−鈴木
(北)高木、山口、笛吹、片井−加納
▽本塁打 阿久津、若杉(水)▽二塁打 阿久津、藤田、若杉(水)加納、中山、荘野(北)





2008/03/16(日)  
水戸商センバツへ出発 関係者ら激励

  
大きな声援を受け、甲子園へ向けて笑顔で出発する水戸商の選手たち=JR水戸駅
22日に開幕する第80回記念選抜高校野球大会に出場する水戸商の選手らが16日、甲子園に向け笑顔で出発した。
出発に先立ち、JR水戸駅改札口前で、関係者や父母らが多数駆けつけて激励会を行った。山田行雄同駅長が「水戸商野球のさわやかなプレーを期待しています」と激励し、江橋勇水戸市副市長と同校甲子園出場特別後援会の岡田広会長、同校の佐藤稔校長がエールを送った。山田駅長と女性職員から野沢哲郎監督やナインに花束と記念品が贈られ、野沢監督は「彼らは努力を積み重ねてきた選手たち。ご声援よろしくお願いします」とあいさつ。選手を代表して浅野謙太主将(3年)が「甲子園では皆さまの期待に応えられるように頑張ってきたい」と力強く誓った。
激励会を終えた選手らは、駆け付けた父母らとホームで記念撮影をしたりして和やかなムードの中、大きな声援を受けながら笑顔で特急列車に乗り込み、甲子園へ向かった。
水戸商は18日に甲子園練習を行い、初戦は大会第2日第4試合(23日午後4時開始)で鹿児島工(鹿児島)と対戦する。





2008/03/15(土)  
水戸商 練習試合 武蔵工大二に連勝 若杉、好仕上がり

  
〈練習試合〉水戸商−武蔵工大二 6回を1安打無失点と好投した水戸商の先発若杉=県営球場
第80回記念選抜高校野球大会(22日から13日間・甲子園)に出場する水戸商は15日、水戸市の県営球場で武蔵工大二(長野)と練習試合を行い、第1試合を2−0で快勝し、第2試合も4−2で逆転勝ち。大会本番へ向けて順調な仕上がりを見せた。
第1試合は先発のエース若杉良平(3年)が好投。直球と切れのあるスライダーを織り交ぜ、六回を1安打無失点。二番手の柴田克人(2年)も落ち着いた投球を見せた。打っては4番中川淳平(3年)が4打数4安打の活躍。失策は0で、水戸商らしい堅守から好機をつかむ野球を展開した。第2試合は先制点を許したが、終盤に逆転した。
若杉は「甲子園をイメージして投げた。スライダーでどうやってバットを振らせるかを試せた」と手応えを感じた様子。前日に組み合わせ抽選会に出席した浅野謙太(同)主将は「対戦相手が決まり、すっきりした気持ちで臨めた。今日は全員が伸び伸びできていた」と笑顔。野沢哲郎監督(30)は「仕上がりは悪くないが、まだ投手には甘い球、打者には打ち損じなどがあるので、本番までに技術を定着させたい」と語った。
水戸商ナインは16日に大阪入りし、大会第2日の23日、第4試合(午後4時開始)で鹿児島工(鹿児島)と1回戦を戦う。

■練習試合=第1試合
武蔵工大二 000000000│0
水 戸 商  00010100X│2
(武)宮沢、?村−古田
(水)若杉、柴田−鈴木
▽二塁打 若杉、藤田(水)

■練習試合=第2試合
水 戸 商  000011002│4
武蔵工大二 000110000│2
(水)清水、宇留野−鈴木
(武)福條、金沢−安川輝、古田
▽三塁打 中川(水)▽二塁打 中川、鈴木(水)荒井(武)





2008/03/14(金)  
鹿児島工と対戦 水戸商初戦へ気合

  
関東地区の主将たちと健闘を誓い合う水戸商・浅野主将(後列左から1人目)=大阪市北区の毎日新聞大阪本社
■野沢監督 ロースコアの接戦に

水戸商は初戦で鹿児島工(鹿児島)と対戦−。第80回選抜高校野球大会(22日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が14日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれ、7年ぶり4度目出場となる水戸商は、第2日第4試合(23日午後4時開始予定の2回戦で初出場の鹿児島工と対戦することが決まった。第一神港商(現市神港=兵庫)、PL学園(大阪)に続く史上3校目の選抜連覇を狙う常葉学園菊川(静岡)は初戦の2回戦(第3日第1試合)で昨秋の九州大会を制した初出場の明豊(大分)と対戦する。

組み合わせ抽選会には水戸商から野沢哲郎監督(30)と野尻雄三部長(56)、浅野謙太主将(3年)の3人が出席。最初に関東地区の振り分けから始まり、浅野主将が6番くじの第2日第4試合を引き当てた。その後、各地区ごと順番に抽選を行い、九州地区・鹿児島工(鹿児島)の田代涼主将(3年)が5番くじの同試合を引いて対戦が決まった。

浅野主将は鹿児島工のイメージについて「06年の夏にベスト4入りした印象が強い」と話し、対戦相手も決まってさらに気が引き締まった様子。午後4時開始嵐閧フ試合には「開幕戦とナイターは避けたいってみんなで話していたんですが…。帰ったら謝りたい」と苦笑をもらしたが、「条件は相手も一緒。うちらしく守備からリズムをつくってワンチャンスをものにしたい。先取点が取れれば勢いに乗れる」と初戦へ向けて気合いを入れた。
 野沢監督は「2日目の試合ということで、あとはそれに向けて調整していくだけ。できればナイターの練習も行いたい」と話し、試合に向けては「ロースコアの接戦に持ち込みたい」と意気込みを語った。
「昨日、主将全員が泊まる宿舎に着いた時、エレベーターで鹿児島工の主将と2人きりになった。その時からの運命だったのかな」と浅野主将。野沢監督も水戸商の選手時代の95年夏に1回戦で敗れたのが鹿児島商(鹿児島)ということで「鹿児島のチームとは何か縁があるのかもしれませんね」と初戦を心待ちにしながら話した。
 水戸商は15日に水戸市内で練習試合を行い、16日に甲子園へ向けて出発。開幕まで関西の高校と練習試合を重ねて調整する。
 
■鹿児島工
1908年創立。19年に鹿児島県立工業高校と改称。48年の学制改革で県立鹿児島高校一部となり、翌49年、現在の鹿児島工業高校となった。今年で創立100周年。校訓は「精進・創造・誠実」。スクールカラーは紫。野球部は21年創部。06年夏は県大会で初優勝を飾り、県内の県立校としては53年ぶりに甲子園出場。準決勝で早実(東京)に敗れたが、初出場で4強入りを果たした。OBには川崎宗則(ソフトバンンク)。昨秋は県大会優勝、九州大会4強。今回がセンバツ初出場となる。中心はエース右腕・内村尚弘(3年)と4番中道優輔(同)。内村は140?を超える直球とキレのよいスライダーを武器に、秋季大会は12試合に登板して防御率2.12。打者としても06年夏に1年ながら6番中堅手を務め信頼は厚い。中道は180?、81?の左のスラッガー。秋季大会は打率4割5分8厘、打点17と勝負強い。





2008/03/14(金)  
23日第4試合 水戸商初戦は鹿児島工

  
対戦が決まり握手する水戸商の浅野謙太主将と鹿児島工の田代涼主将=14日午前、大阪市北区
 第80回選抜高校野球大会(22日から13日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が14日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで開かれ、七年ぶり四度目出場を果たした本県の水戸商は第二日第四試合(23日午後四時開始予定の2回戦で初出場の鹿児島工(鹿児島)と対戦することが決まった。

 鹿児島工は県大会一位で臨んだ昨秋の九州大会でベスト四入りした。水戸商の浅野謙太主将(三年)は「うちらしく守備からリズムをつくってワンチャンスをものにしたい」と初戦へ向けて気合を入れていた。
 史上三校目の春連覇を狙う常葉学園菊川(静岡)は初戦の2回戦(第三日第一試合)で初出場の明豊(大分)と対戦する。選手宣誓は中京大中京の矢沢英典主将が務める。





2008/03/12(水)  
センバツ 水戸商野球部の壮行会 勝利へ強い決意

  
壮行会で甲子園での活躍を誓った水戸商野球部の選手ら=水戸市新荘の水戸商
22日に開幕する第80回記念選抜高校野球大会に7年ぶり4度目の出場を果たした水戸商野球部の壮行会が12日、水戸市新荘の同校体育館で行われた。
壮行会には全校生徒約560人が参加。佐藤稔校長らが選手たちを激励し、中本真琴生徒会長(2年)が「全生徒一体となり、甲子園で一戦でも多く勝ちあがれるように応援していきます」とエールを送った。これに応えて、浅野謙太主将が「一試合でも多く勝てるように頑張ってきます」と決意を述べ、野沢哲郎監督(30)も「甲子園では選手たちがはつらつと伸び伸びとプレーしてくれれば最高だと思います。みんなで校歌が歌えるように頑張ります」と力強く語った。
組み合わせ抽選会は14日に行われる。選手たちは15日に水戸市内で練習試合を行い、16日に甲子園へ向けて出発。18日に甲子園で公式練習を行う。





2008/03/10(月)  
水戸商高野球部へ米俵など本県産品

  
水戸商高野球部へ本県産の贈呈式
JA水戸、JA全農いばらき、県納豆組合水戸支部、根本漬物は10日、第80回記念選抜高校野球大会(22日開幕)に出場する水戸商高野球部へ米俵など本県産の農畜産物などを贈った=写真。
同校であった贈呈式にはJA水戸の大槻義光代ひょう、JA全農の安藤栄治副本部長、県納豆組合水戸支部の高星修会計理事、根本漬物の根本太涛代ひょう取締役社長が出席。浅野謙太野球部主将らにコシヒカリ200?とトマトジュース150本、豚肉1頭分、納豆200個と梅干し15?などを贈った。
大槻理事長は「日ごろの練習の成果を発揮して水戸商魂を見せてほしい」と激励。浅野主将は「頂いたものをしっかり食べて頑張りたい」と健闘を誓った。





2008/03/08(土)  
水商、練習試合で2連勝

  
<練習試合>水戸商−館林商工 5打点の活躍を見せた水戸商・中川=県営球場
高校野球の対外試合が解禁となった8日、第80回記念選抜高校野球大会に出場する水戸商は県営球場で佐竹、館林商工(群馬)と練習試合を行い、佐竹戦を5−1、館林戦を8−3で下し、本番へ向けて順調な調整ぶりをうかがわせた。
佐竹との試合は0−1で迎えた二回裏、二死二塁から9番桧山寿克(3年)の右前適時打で同点に追いつくと、六回には四球などから一挙4点を奪って勝ち越しに成功した。館林商工戦は4番中川淳平(同)が一回裏に逆転の2点中前適時打
を放ち、五回には無死満塁から走者一掃の適時二塁打と、5打点の活躍でチームを引っ張り、投手陣も継投で要所を締めた。
野沢哲郎監督(30)は「この時期としてはまずまず。打線も相手のスピードボールによく対応できていた」と評価。それでも浅野謙太主将(3年)は「今日は走塁の連係ミスがかなりあった。徐々に試合勘を取り戻して地味なプレーほど確実にできるようにしたい」と本番を見据えひょう情を引き締めていた。


■練習試合=第1試合
佐 竹 100000000│1
水戸商 01000400X│5

(佐)黒羽、宇野、木村、小林−須賀川
(水)清水、手嶋−鈴木
▽二塁打 石川(佐)中川、飛田(水)

■練習試合=第2試合
館林商工(群馬)
100001001│3
20023100X│8

水戸商
(館)中村、金子−波田
(水)若杉、柴田、宇留野−鈴木
▽二塁打 波田2(館)中川、阿久津(水)





2008/02/29(金)  
水戸商ナインに選抜旗授与 「勝つ野球したい」

  
佐藤稔校長から選抜旗を受け取る浅野主将=水戸商体育館
22日に開幕する第80回記念選抜高校野球大会で水戸商ナインが入場行進の時に掲げる選抜旗の授与式が29日、水戸市新荘の同校体育館で行われた。
選抜旗はスクールカラーの青を基調とし、中央には一重咲き五弁の花の校章が白で染め抜かれている。佐藤稔校長が「この旗で元気よく開会式に臨み、県の代表、関東の代表として水商魂をグラウンドで十分発揮してください」と激励し、浅野謙太主将(2年)に手渡すと、全校生徒からエールの拍手が送られた。
浅野主将は「選抜旗を渡されて甲子園の重みを感じた。いろいろな方に期待されているので、見ている人に感動を与えられるような勝つ野球をしたい」とあらためて気合を入れていた。





2008/02/27(水)  
水戸商 県庁など表敬訪問 センバツへ力強く決意

  
橋本知事と握手を交わす水戸商高野球部の浅野主将(中)と阿久津副主将(左)=県庁
第80回記念選抜高校野球大会(3月22日から13日間)へ7年ぶり4度目の出場を果たした水戸商高の野沢哲郎監督や浅野謙太主将らが27日、県庁や水戸市役所を訪れ、大会へ向けて意気込みを語った。
訪問したのはこのほか、同校OBで特別後援会会長を務める参院議員の岡田広氏、佐藤稔校長、野尻雄三部長、阿久津航太副主将、特別講演会事務局の花山宗一氏。
県庁では橋本昌知事が7年ぶりのセンバツ出場をたたえながら、野沢監督に「今年のチームの特徴は」と質問。野沢監督は「主将の浅野を中心に1戦1戦力を付けてきた、投打にバランスの取れたチームです」と答えた。浅野主将と阿久津副主将の2人は終始緊張した表情を見せていたが、橋本知事の「自信は」との問いには「あります」とキッパリ。浅野主将は「自分たちの力を思いっきり出してきたいです」と力強く決意を述べた。橋本知事は「上手く勢いに乗って、1つでも多く勝ち進んでください」とエールを送った。
また、水戸市役所では加藤浩一市長が「優勝を目指すという高い志を持って頑張ってください」と激励し、野沢監督は「甲子園でもウチらしいひたむきな野球をやりたいと思います」と力を込めた。
組み合わせ抽選会は3月14日に行われる。





2008/02/09(土)  
水戸商野球部 特別後援会が発足

  
特別後援会の発会式であいさつする岡田広会長=水戸商高
第80回記念選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)に7年ぶり4度目出場を決めた水戸商ナインを応援する甲子園出場特別後援会の発会式が9日、水戸市新荘の同高で行われた。
発会式にはOBら約150人が参加。佐藤稔校長は「野球部員たちには自分たちの力を発揮して、本県、さらには関東の代浮ニして万全を期して臨んでもらいたい」と期待。同校OBで参院議員の岡田広会長が「選手たちのさらなる活躍へ支援の輪を広げていきたい」と呼び掛けた。これを受けて、同校野球部の野尻雄三部長が「甲子園では持っている力を助ェに発揮し、みなさんの応援を背に頑張っていきたい」と力強く話すと、会場から大きな拍手が起こった。
後援会は今後、募金活動などを行い、選手たちの滞在費、交通費などをサポートしていく。  





2008/01/25(金)  
水戸商センバツ切符 7年ぶり4度目

  
7年ぶり4度目のセンバツ出場を決め、帽子を高々と投げ上げて喜ぶ水戸商ナイン=25日午後3時48分、水戸商
第80回記念選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が25日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、本県の水戸商など36校の出場が決まった。水戸商は七年ぶり四度目の出場。県勢としては二〇〇五年の常総学院以来、三年ぶりの出場となった。

水戸商は昨秋の県大会で準優勝し、関東大会では四強入りを果たして今春のセンバツ出場が有力視されていた。
念願の甲子園出場という朗報がもたらされ、野沢哲郎監督(30)は「安心したというのが率直な感想。これまでの教え子、現在の生徒、数々のOBの方々すべてに感謝したい」と、笑顔を見せた。
浅野謙太主将(二年)も「これからも自分たちのスタイルを崩さず練習に励んでいきたい」と、早くも甲子園での戦いに向けて意欲をにじませた。
水戸商は一九九九年春のセンバツで県内の県立高としては史上初の準優勝を飾っている。
組み合わせ抽選会は3月14日に行われる。











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