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第61回春季関東高校野球県大会
大会トピックス
2009/05/03(日)
常総春連覇 下妻二を完封
第61回春季関東高校野球県大会最終日は3日、水戸市民球場で決勝があり、第3シード常総学院が第1シード下妻二を3-0の完封で下し、2年連続9度目の優勝を飾った。
常総学院は一、四回表に敵失に乗じ2得点。五回には二死二塁から柴崎利大(2年)が左前適時打を放ち3点目を挙げた。投げては先発長谷川悟(同)が打たせて取る投球で、相手打線を4安打に抑え完封。下妻二は失策がそのまま失点につながり、試合のペースを乱した。打線は3併殺と拙攻が続き、粘り強さを発揮できなかった。
常総学院、下妻二の両校は群馬県内で開催される関東大会(16-20日・上毛新聞敷島球場ほか)に出場する。常総学院は17日の2回戦で高崎商(群馬2位)と対戦。下妻二は16日の2回戦で埼玉1位と戦う。
2009/05/03(日)
長谷川、三塁踏ませず完封
2年連続9度目の優勝を完封で決めた常総学院・長谷川=水戸市民球場
常総学院の左腕・長谷川悟(2年)が最後の打者を三邪飛に打ち取ると、両手でガッツポーズ。勝利の立役者を中心にナインの歓喜の抱擁が広がり、喜びの感情が一気に吹き出した。
長谷川は今大会1回戦で打者1人に投げただけ。3月中旬ごろから打撃投手を務めてきたが、決勝で先発のチャンスが巡ってきた。立ち上がりこそ球が高めへ浮いたが、序盤を乗り切りリズムに乗った。
「コーナーを意識して投げた」と制球力がさえ、決め球のスライダーを武器に、左の好打者がそろう相手打線を翻弄(ほんろう)した。公式戦初完封に「自信が付いた」と笑顔をのぞかせた。長谷川の登板を朝に決めた木内幸男監督(77)は「想像以上」と左腕の頑張りにうなった。
打線は1、4回表の敵失を見逃さず2得点。5回には二死二塁で、柴崎利大(2年)が外角低めのスライダーを左前にはじき返し3点目。「長谷川が頑張っていた。何とかしようと思った」と援護にほおを緩めた。
夏3連覇中の常総学院が、準決勝までにベンチ入り20人を全員出場させ、今夏への布石を打ちながら勝ち取った連覇。5試合で5通りの先発メンバー。エース不在ながら4試合で完封勝ち。それでも木内監督は選手の力量不足を指摘。関東大会へ向け「強いチームじゃないので、よそのいいプレーを盗んでいこうと思う」。より高みを見据え、したたかにチーム力に磨きをかける。
2009/05/03(日)
守備でリズムつくれず 下妻二
「打線ならうちの方がいい」。試合前、下妻二・小菅勲監督(42)はそう語っていたが、期待の打線は完封された。
敗因は守備からリズムをつくれなかったことだ。一回表に失策絡みで先制点を許すと、四回も失策で2点目を献上。エース坂入優樹(2年)に次ぐ柱として期待され、先発に起用された野村達也(3年)は「無駄な四死球が多く、自分で流れを悪くした」と反省。特に2点目は、盗塁を刺した後からの四球絡みでの失点だけに残念だった。
打線は、甲子園でも抑えられた左投手をさらに強く意識して空回り。九回無死一、二塁の好機で、4番古田部浩壱(同)の左翼への大飛球は好捕され万事休す。古田部は「与えてはいけない点を与えてしまった」と分析。小菅監督は「守備からリズムをつくるのが高校野球。この敗戦を糧に夏はリベンジできるよう頑張りたい」と前を向いた。
2009/05/03(日)
川島、チーム救う好守 大飛球キャッチ→好返球で併殺
途中出場の左翼手川島尚仁(3年)が好守でチームを救った。
見せ場は九回裏無死一、二塁。相手4番が強振した大飛球を出足よくフェンス近くまで追いかけ好捕。すぐさま体勢を立て直し、カットプレーに入った二塁手へ返球。一塁走者が飛び出しており、併殺に結びつけた。「捕れる気はしなかったが、ここで捕らなければ秋と同じ展開になってしまう。意地でも捕ってやろうと思った」。秋季大会準決勝でサヨナラ負けを喫した下妻二の追い上げムードを断ち切る好プレーに喜んだ。
守備固めの起用が多いが「夏には先発で出たい」と意気込みを見せた。
2009/05/02(土)
常総学院 適時打なしの勝利
2年連続14度目の春季関東大会出場を決め喜び合う常総学院ナイン=水戸市民球場
常総学院・木内幸男監督(77)の心積もりは「打のチームにしたい」。だが、準決勝の結果は勝つには勝ったが、安打は適時打なしの5本だけ。課題がしっかりと残った。
水戸桜ノ牧先発の上遠野秀隆(2年)のスライダーに苦しめられた。「腕の振りだけでは分からない。手元で変化する」と木内監督。現在のチーム状況を考えれば、「打てないのは仕方ない」と踏んだ。
嘆いたのは打てないことではない。打つ工夫が足りなかったことだ。常勝が義務付けられている常総学院の選手たちは、中学時代に中軸を担っていた選手ばかり。木内監督は「『打ってやろう』という選手が多過ぎる」と評した。
百戦錬磨の指揮官には、打てないのなら試合途中で自ら考え、セーフティーバントや逆方向を狙った打撃を見せてほしかった。「まだチームになっていない。3年生がもっと引っ張らないと駄目」と言い切った。4番を務める羽鳥尊(3年)は「投手陣に迷惑を掛けた。チームとして打ち崩す工夫ができなかった」と反省した。
大事な試合でも、こうした反省をできるのが、夏4連覇を目指すチームのゆえんか-。羽鳥は「決勝はバッターが盛り上げたい」と誓った。
2009/05/02(土)
下妻二 羽子田サヨナラ打延長10回
下妻二-藤代 延長10回裏下妻二1死満塁、羽子田(左)がサヨナラ打となる左越え適時打を放ち、スタンドに向ってガッツポーズ=水戸市民球場
10回裏一死満塁、下妻二の左打者、3番羽子田竣平(3年)に打順が回ったところで、藤代の左腕がこの日2度目の登板をした。8回の好機は抑えられたが、羽子田は「よしっ」と心の中で叫んだ。グリップを短く持ち、2球目の外角直球を振り抜いた。打球は浅めに守っていた左翼手の頭上を越え、会心のサヨナラ打。両手を広げ仲間の元へ駆け寄ると、もみくちゃにされた。「打てて良かった」と喜色満面だった。
凡打に終わった8回の打席では、バントの構えからタイミングを取った。ファウルで粘ったが、8球目の直球に力負け。しかし、この8球がサヨナラ安打につながった。初対決の球筋を見て、勢いを体で記憶した。結果、「スピードに負けないように」と、コンパクトなスイングを心掛けた。指示を出さなかった小菅勲監督(42)は「ランナーを置いて強いバッター。何とかしてくれると思った」と、期待通りの勝負強い打撃をねぎらった。
左投手には強いこだわりがあった。センバツ大会は1回戦で明豊(大分)の左腕に抑え込まれた。悔しくて〝左対左〟を克服するため、左腕の新入部員を相手に、打撃練習を繰り返した。殊勲打は「後輩のおかげ」と語り、優しい先輩の顔をのぞかせた。
いよいよ決勝。羽子田は「自分のたちの野球をして、最後は接戦で勝ちたい。持ち味出して頑張る」と力を込めた。このままの勢いで、秋春連覇を手にするつもりだ。
2009/04/30(木)
木内監督 寺沢好投に驚き
力投する常総学院先発・寺沢=水戸市民球場
「何がいいのかね」。常総学院・木内幸男監督(77)は、「本職は野手」という先発寺沢良樹(3年)が、8回二死まで無安打無失点の好投に驚いた様子だった。
エース山岡大輝(同)が故障中ということもあり、今大会は投手陣がスクランブル態勢。だが、背番号「8」の寺沢が1回戦から主戦の働きを見せている。
この日は、やや相手打線のボール打ちに助けられた面はあったが、直球は手元で伸びた。「6回の予定だった」(木内監督)が、8回二死から中前打を許すまでマウンドを守った。寺沢は「とにかく任されたことをやるだけだった」と謙虚。打線がまだ本調子でないだけに、頼もしい存在感だった。
2009/04/30(木)
藤代、攻守そつなし
藤代-牛久 2回裏藤代1死三塁、山崎がスクイズを決め、先制点を奪う=土浦市営球場
先発・山崎祐樹(3年)を軸に、攻守にそつのない試合運びを見せた藤代が完封勝ちした。
まずは2回裏、一死三塁の先制のチャンスに、山崎がカウント2-2から相手の変化球を落ち着いてスクイズ。「決めることだけを集中して転がした」と自ら1点をもぎ取り先制。8回には捕逸に乗じ、貴重な追加点を奪った。
わずか2得点だが山崎には十分だった。捕手の岩瀬将太(同)の配球を信じ、生命線のスライダーを「低めに集め、コントロールだけを考えた」と丁寧な投球。岩瀬は「力ではなくコース」を念頭にボールをちらし、“あうんの呼吸〟が3試合連続無四球完封の離れ業を呼び込んだ。
次は下妻二戦。27回無失点ピッチングの山崎は「たまたまと思って、試合に集中したい」とおごりはない。菊地一郎監督(38)は「負けたくない思いが強い。がっぷりとぶつかっていく」と、関東大会を懸けた決戦を見据えた。
2009/04/27(月)
土浦湖北サヨナラ 松本粘り、山田決めた
土浦湖北-鹿島学園 延長12回裏土浦湖北1死一、三塁、左中間へサヨナラ打を放ち笑顔を見せる山田(右)=水戸市民球場
土浦湖北が延長で、粘る鹿島学園を振り切った。
相手の鮮やかな先制攻撃に3回までに3点をリードされたが、6回裏二死一、二塁から山田洸也(3年)の右前適時打で1点を返した。さらに代打野口真平(2年)が、左越え2点適時二塁打を放ち同点。野口は「内角高めのカーブを思い切り振った。チームに貢献できて良かった」と喜んだ。
その後、均衡が続いたが、延長12回一死一、三塁から山田が左中間へサヨナラ打を放ち、決着した。山田は「ピッチャーが頑張っていたので、早く決めてやりたかった。サヨナラ打は初めて。本当にうれしい」と笑顔がはじけた。
試合後「まだ弱い」と話した小川幸男監督(48)だったが、競り勝った結果には手応えを感じている様子。12回を1人で投げ抜いたエース松本康平(3年)は「苦しかったけど、踏ん張れた。関東大会出場が目標。次も粘り強く投げたい」と誓った。
2009/04/27(月)
田中(常総学院)3安打に笑顔
常総学院-水城 2回裏常総学院1死一、二塁、田中が左翼線へ適時二塁打を放つ=日立市民球場
常総学院のトップバッター、田中優次(3年)が積極的な打撃でチームに勢いをもたらし、勝利に貢献した。
1回表、いきなり初球をたたき左前打。2回にも一死一、二塁の好機に初球の内角球を振り抜き、左翼線への適時二塁打を放った。相手の出はなをくじく、チーム4点目。「初球を狙っていた」と笑顔。5回にも内野安打で出塁。犠打で二塁に進むと、3番羽鳥尊(同)の左越えの適時二塁打で、貴重な5点目となるホームを踏んだ。
木内幸男監督(77)は「3年生で唯一、気が強い」と積極性を見込んで起用。田中は「チャンスをもらっている。応えようと思って打った」と、自身の打撃とチームの8強入りに喜んだ。
2009/04/26(日)
水戸商、無安打リレー 7回コールド 多賀に完勝
多賀-水戸商 6回を投げ無安打7奪三振の好投を見せた水戸商・滑川=日立市民球場
水戸商が7回コールドで完勝。エース左腕の滑川将、右腕の武藤優太の2年生コンビが無安打無失点リレーで、相手打線を寄せ付けなかった。
先発の滑川は、強気でぐいぐい攻めた。直球主体で組み立て、「(決め球の)スライダーが決まった」と6回7奪三振。冬場の走り込みの成果が下半身の安定感をもたらし、切れのある球を生んだ。2番手で1回を投げた武藤も直球が走り3人をピシャリ。許した走者は3回の失策による一人だけだった。
打線は4長打を含む11安打7得点。盤石の試合運びを見せた。好投した滑川を野沢哲郎監督(31)は「相手に点数をやらなかったのが一番よかった」とエースをたたえ、打撃陣には「下位が打ってくれた。上位がもっと打てば打線がつながる」と2けた安打にも満足はせず、いっそうの飛躍を期待した。
2009/04/26(日)
岩井 24年ぶり春1勝 竜一との接戦制す
完投勝ちを収め涙を流して喜ぶ岩井先発の古矢(右)。捕手・田中=土浦市営球場
古矢、投打に活躍
岩井が1985年の4強以来、24年ぶりの春の県大会で勝利を挙げた。
1点リードで迎えた5回表、二死二塁からの失策をきっかけに逆転を許し、嫌な空気が流れた。だが、その裏二死一、三塁で菊地祐也主将(3年)の左翼線への適時二塁打で同点に追い付き、続く6回には二死から照沼弘太(同)と古矢恵吾(同)の連続二塁打で勝ち越しに成功した。投げては左腕古矢が8四死球を与え毎回走者を背負ったが、直球とスライダーの巧みな配球で、要所を締めた。
試合後、伊佐間聡監督(47)は「粘りが身上だが、とにかく守りも攻撃も我慢強く戦ってくれた。古矢の投球も気持ちがこもっていた」とたたえた。投打のヒーローの古矢は「これまで県大会で勝てなかった分まで頑張ろうと思っていた。一球一球丁寧に投げようと思ったのが良かった」と喜んだ。
2009/04/24(金)
宮本が無四球完封 土浦三
被安打4の無四球完封勝ちを収めた土浦三・宮本=笠間市民球場
土浦三の先発宮本翼(2年)が無四球完封の好投を見せた。
宮本は制球よく4回まで1人の走者も出さなかった。先頭打者を出した5回はけん制で封じ、6回も捕手の好送球に助けられ、併殺に打ち取った。その後も危なげのない投球で、終わってみれば、三塁を踏ませなかった。
試合後、自己採点は「70点」と辛口。「守備に助けられた」と振り返った。次の相手は昨秋の県大会で惜敗した藤代。「意識はしている。投げる機会があれば、リベンジしたい」と燃えていた。
2009/04/24(金)
桜ノ牧 投打の軸が活躍
水戸桜ノ牧-佐和 3回裏水戸桜ノ牧2死二塁、茂垣が右中間へ勝ち越しの適時三塁打を放つ=土浦市営球場
第2シード、水戸桜ノ牧が好発進。投打の軸が期待通りの結果を残し、今季初の公式戦を勝利で飾った。
1回表に1点を先制されたが、その裏に4番茂垣智大(3年)が左中間を深々と破る適時三塁打で同点。3回にも右中間へ三塁打を放ち2-1と勝ち越した。
プレッシャーのかかる得点機の打席でも「いつも通りやる」と平常心。乱れのない心の構えが、鋭い打球に乗り移った。
投げては公式戦初先発の右腕、上遠野秀隆(2年)が力投。立ち上がりに暴投2つで1点を献上したが、2回以降は無失点。
「テンポを大事にした」とチームの援護を受け完投した。「立ち上がりの力んだところを修正したい」と次戦を見据えた。
2009/04/24(金)
4回に主導権 緑岡勢い持続
緑岡-牛久栄進 4回裏緑岡1死一、三塁、橋本の内野ゴロで三走我妻が先制の本塁を踏む=水戸市民球場
地区予選を10年ぶりに突破し、勢いに乗る緑岡。攻守に安定した全員野球で2回戦進出を決めた。
3回まで三者凡退が続いたが2巡目の4回に打線がつながり、主導権を握った。先頭の我妻賢人(2年)が「流れを引き寄せたい」と右前打。
熊谷健太(同)が送ると、「相手投手のリズムが狂い始めた。甘い球を打っていけ」と上田英雄監督(40)が指示。左前打と内野ゴロで先制した。さらに二死二、三塁として、海野一朗太(同)が右前2点適時打を放った。
リードを守り切ったのは春からエース、右腕藤田新志(3年)。「ボールが走っていた。先に3点取って楽になった」と、伸びのあるストレートを軸にコースへ投げ分けた。
次は甲子園に出場した下妻二戦。「相手は強いが、今日のように自分たちの野球で勝ちたい」と藤田。チーム一丸の全員野球で立ち向かう。
大会リスト
2010/07/10(土)
第92回全国高校野球選手権茨城大会
2010/05/15(土)
第62回春季関東高校野球
2010/04/23(金)
第62回春季関東高校野球県大会
2010/04/10(土)
第62回春季関東高校野球県大会地区予選
2009/10/31(土)
第62回秋季関東高校野球大会
2009/09/25(金)
第62回秋季関東高校野球県大会
2009/09/12(土)
第62回秋季関東高校野球県大会地区予選
2009/08/08(土)
第91回夏の甲子園
2009/07/11(土)
第91回全国高校野球選手権茨城大会
2009/05/16(土)
第61回春季関東高校野球
2009/04/24(金)
第61回春季関東高校野球県大会
2009/04/11(土)
第61回春季関東高校野球県大会地区予選
2009/03/21(土)
センバツ甲子園 がんばれ!下妻二
2008/11/01(土)
第61回秋季関東高校野球大会
2008/09/27(土)
第61回秋季関東高校野球県大会
2008/09/13(土)
第61回秋季関東高校野球県大会地区予選
2008/08/02(土)
がんばれ!常総学院
2008/07/05(土)
第90回全国高校野球選手権茨城大会
2008/05/17(土)
第60回春季関東高校野球
2008/04/26(土)
第60回春季関東高校野球県大会
2008/03/22(土)
がんばれ!水戸商
2007/10/27(土)
第60回秋季関東高校野球
2007/09/29(土)
第60回秋季関東高校野球県大会
2007/09/15(土)
第60回秋季関東高校野球県大会地区予選
2007/08/08(水)
がんばれ!常総学院
2007/08/25(土)
第52回全国高校軟式野球選手権大会
2007/07/07(土)
第89回全国高校野球選手権茨城大会
2006/07/08(土)
第88回全国高校野球選手権茨城大会
2005/07/09(土)
第87回全国高校野球選手権茨城大会
2004/07/07(水)
第86回全国高校野球選手権茨城大会
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