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第62回秋季関東高校野球大会
大会トピックス
2009/10/31(土)
本来のリズムつくれず
水戸桜ノ牧-桐蔭学園 2回裏桐蔭学園1死一、三塁、曽田の一ゴロの間に本塁を突いた三走・渋谷(左)は捕手・磯部がタッチアウトにする=千葉県野球場
「なかなかリズムに乗り切れなかった」。海老沢芳雅監督(48)は肩を落とした。守備からリズムをつくり、攻撃につなげるのが水戸桜ノ牧の野球。しかし、公式戦のチーム打率4割3分台を誇る桐蔭学園の強力打線が、それを許さなかった。
一回裏、いきなり2死一、二塁のピンチを迎えると、その後も苦しい展開。先発・吉久保諭志(2年)の力投と堅い守りで四回まで無失点に抑えたものの、攻撃のきっかけはつくれなかった。五回、吉久保が「自分のミス」と悔やむ失投が痛打され、右越え2点本塁打。七回にも1点を追加されるなど流れをつかめないまま、試合終了を迎えた。
それでも「最後までベンチの雰囲気はよかった」と海老沢監督。この日のテーマは「笑顔」。ミスをしても選手同士で励まし合い、褒め合った。「みんなが一球ごとに声をかけてくれた。ピンチでもここを抑えたら次に流れが来ると思えた」と吉久保。「試合全体としては楽しめた」と目を腫らしながらも笑顔を見せた。
「相手は一人一人の身体能力が高かった。選手たちも個々の力の大切さが分かったと思う」。海老沢監督は来年に向けて、チームの底上げを課題に挙げた。大西駿樹主将(同)も「力の差を感じた。いい経験になった。この日を忘れずに努力していきたい」と飛躍を誓った。
2009/10/31(土)
桜ノ牧は初戦敗退
第62回秋季関東高校野球大会は31日、千葉県野球場と市原市臨海球場で開幕。第1日は1回戦3試合があり、本県第1代表で2年連続2度目の出場の水戸桜ノ牧は桐蔭学園(神奈川2位)に0-3で敗れ、2年連続の2回戦進出はならなかった。
水戸桜ノ牧は粘りの投球で相手打線を抑えていた先発・吉久保諭志(2年)が、五回裏1死三塁で右越え本塁打を浴びて先制を許すと、七回にも1点を奪われた。打線も3安打と抑え込まれ、反撃できなかった。
第2日は1日、同球場などで1回戦残り4試合を行う。本県第2代表で5年ぶり2度目の波崎柳川は午後0時30分から市原市臨海球場で浦和学院(埼玉1位)と対戦する。
2009/10/29(木)
秋季関東高校野球31日開幕 県勢6年ぶりV目指す
来春の選抜高校野球大会(センバツ)の重要な参考資料となる第62回秋季関東大会が31日から5日間、千葉県野球場と市原市臨海球場で、関東7県の代表15校(地元千葉は3校)が参加して行われる。本県からは県大会優勝の水戸桜ノ牧と準優勝の波崎柳川が出場する。2校は甲子園出場が濃厚とされる4強入り、さらには県勢6年ぶりの優勝を目指す。初戦は、水戸桜ノ牧が31日午前10時から県野球場で桐蔭学園(神奈川2位)と、波崎柳川は11月1日午後0時30分から市原市臨海球場で浦和学院(埼玉1位)と対戦する。
■水戸桜ノ牧 桐蔭学園と対戦 吉久保、上遠野両右腕に期待
2年連続2度目の出場となる水戸桜ノ牧は、吉久保諭志(2年)と上遠野秀隆(同)の両右腕に期待したい。どちらも制球がよく、打たせて取るのが持ち味だ。夏の県大会準優勝を経験し、大崩れしないのも強み。一方、打線は際立った選手はいないが、県大会を通じて成長。つながりが出始めた。調子を落としていた大西駿樹主将(同)らが復調したのも好材料だ。
対する桐蔭学園は7年ぶり10度目の出場。主戦・石垣永悟(同)は制球力がよい右腕。打線は強打の4番渋谷健朗(同)と若林晃弘(1年)を中心に切れ目がない。集中打には注意が必要だ。
水戸桜ノ牧・海老沢芳雅監督(48)は「相手は攻撃力のあるチーム。多少の失点は仕方ない。取られたら取り返さないと」と打線の奮起を促した。大西主将は「大量失点に気を付けて、守りからリズムをつくりたい」と闘志を燃やした。
■波崎柳川 浦和学院と対戦 高い集中力で接戦をものに
波崎柳川は5年ぶり2度目の出場。エース右腕・安藤竜也(2年)を中心に、接戦をものにする高い集中力が目立つ。安藤は伸びのある直球にスライダー、フォークなどの変化球を織り交ぜ、テンポよく投げ込む。強肩捕手・杉山拓(同)の強気のリードも光る。打線は県大会打率2割2分台と低かったが、犠打の成功率は高く、走者を確実に進め得点を奪う。勝負強い菅谷涼太(同)や急成長した辻野雄大(1年)も頼もしい存在だ。
対戦する浦和学院は3年ぶり11度目の出場。エース右腕・阿部良亮(2年)は140キロの直球を主体に安定感抜群。打線は両打ちの石田大樹(同)を含め左が6人並び好機に強い。機動力を生かした攻撃も要注意だ。
波崎柳川・海老原洋法監督(32)は「いかに失策をしないかが鍵。前半で失点を防げれば、いいゲームができる」と意欲を燃やす。加瀬毅志主将(同)は「相手がどこだろうと、しっかり守って勝つ自分たちの野球をやるだけ。強豪校を倒さないと甲子園には行けない」と意気込みを語った。
2009/10/17(土)
桜ノ牧は桐蔭と開幕戦 波崎柳川、浦学と激突 組み合わせ決定
来春の選抜高校野球大会(センバツ)の重要な参考資料となる第62回秋季関東高校野球大会の組み合わせが16日、通り決まった。本県から出場する県大会優勝の水戸桜ノ牧は桐蔭学園(神奈川2位)、準優勝の波崎柳川は浦和学院(埼玉1位)と1回戦で対戦する。大会は31日から5日間、関東7県の代表15校(地元千葉は3校)が出場。千葉県の県野球場と市原市臨海球場で開かれる。
2年連続2度目の水戸桜ノ牧は安定した投手陣に加え、打線も県大会を経て力を付けた。右の2枚看板の吉久保諭志(2年)と上遠野秀隆(同)は、丁寧にコースに投げ分け、打たせて取るタイプ。夏の経験が生き、大崩れせず失点を計算できるのも強み。打線は強力な打者はいないが、つないで点を取る。前島伊志(同)、磯部海(同)は県大会で5割を超える高打率をマーク。田口拓弥(同)もシュアな打撃が光る。
桐蔭学園は7年ぶり10度目の出場。投手は制球力のある右腕石垣永悟(同)に左腕内海裕太(1年)が控える。打線は強打の渋谷健朗(2年)が要注意。若林晃弘(1年)も好打者。波に乗せたくない。
波崎柳川はエース右腕安藤竜也(2年)を中心に粘り強さが持ち味。安藤は伸びのある直球にスライダー、フォークなどを織り交ぜ、打者を翻弄(ほんろう)する。強肩捕手・杉山拓(同)の強気なリードも頼もしい存在だ。攻撃力はチーム打率が2割2分台と低いが、犠打の成功率は高く、確実に走者を進め、1点を奪う。出塁率の高い菅谷涼太(同)と塚本暁(同)がキーマンになりそうで、早い段階で安藤を援護したい。
浦和学院は3年ぶり11度目の出場。主戦は140㌔の直球と多彩な変化球を持つ右腕阿部良亮(同)。打線は3番萩原大貴(同)、4番久保翔平(同)らを中心に切れ目がない。
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