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第60回秋季関東高校野球県大会地区予選
大会トピックス
2007/09/18(火)
玉造工10年ぶり県大会
〈県西地区〉下妻一−古河三 5回裏古河三1死二塁、中前打で本塁を突いた二走・佐藤は下妻一・坂入の好返球でタッチアウト。捕手・鈴木紀=常総市水海道球場
第60回秋季関東高校野球県大会地区予選最終日は18日、常総市水海道球場などで県西、水戸両地区の代表決定戦5試合を行い、県大会に出場する代表計28校が出そろった。
県西地区は下妻一が古河三を5−2で下した。つくば秀英、鬼怒商はともに五回コールド勝ち。水戸地区は玉造工が水戸桜ノ牧を4−2で破り10年ぶりの県大会出場。水戸農は鹿島を下して5年ぶりの県大会へ駒を進めた。
県大会の組み合わせ抽選会は25日に行われる。県大会は29日に開幕し、上位2校が関東大会(10月27−31日・栃木)に出場する。
■下妻一、守り勝つ 坂入“完ぺき”捕殺
下妻一の中堅を守った坂入京太(1年)が好守備で相手反撃の芽を摘み、勝利に貢献した。
3点リードで迎えた五回裏一死二塁のピンチ。中前打で二走が本塁を突くと落ち着いて捕球した坂入が矢のような返球で本塁タッチアウト。「追加点を取った直後のあのプレーは本当に大きかった」と中山知久監督(39)。四回途中から救援した青木貴彦(2年)も「あそこを0点に抑えたおかげで自分も楽に投げられた」と語り、相手に流れを与えなかった好守備をたたえた。
投手としても下妻一の主軸を担う坂入は「緊迫した場面で完ぺきな返球ができてうれしい」と笑顔を弾ませ、「県大会では一つでも多く試合ができるように頑張りたい」とその肩でチームをけん引することを誓った。
【県大会出場校】
▽県北地区 佐和、キリスト、日立一、大子清流、科技日立、太田一、明秀日立
▽水戸地区 波崎柳川、常磐大高、水戸短大付、水戸一、水戸商、玉造工、水戸農
▽県南地区 東洋大牛久、牛久、藤代、取手二、常総学院、竜ケ崎一、霞ケ浦
▽県西地区 守谷、下館工、下妻二、水海道一、つくば秀英、鬼怒商、下妻一
2007/09/17(月)
取手二16年ぶり県大会出場
〈水戸地区〉水戸葵陵−常磐大高 5安打完封の活躍を見せた常磐大高・米川=水戸市民球場
第60回秋季関東高校野球県大会地区予選第3日は17日、水戸市民球場などで代表決定戦16試合を行った。
水戸地区は常磐大高が第2シード水戸葵陵との投手戦を2−0で制し県大会への切符を手にした。県南地区は竜ケ崎一が土浦日大を延長十三回の末に下し、常総学院は藤代紫水に7−1で勝利。取手二は第4シード土浦湖北を破り、16年ぶりの県大会出場を決めた。県北地区は大子清流と科技日立が勝ち上がり、県西地区は守谷、下館工がともに3年ぶりに県大会へ駒を進めた。
最終日は18日、県西地区で代表決定戦3試合、水戸地区で同2試合を行う。
■米川が5安打完封
○…常磐大高の1年生右腕・米川竜司が第2シード水戸葵陵を5安打完封。堂々としたマウンドさばきでチームを県大会出場に導いた。
春夏秋を通じて公式戦初先発の米川は初回から直球、スライダー、カーブを巧みに投げ分け、捕手・森本貴文(2年)の外角をうまく使ったリードにも支えられて相手打線を抑えた。九回表に一死満塁のピンチを迎えたが、後続を外角の直球で打ち取り、「相手を意識せず平常心で投げることができた。自分にとってもチームにとっても自信になる勝利」と笑みがこぼれた。
県大会に向けては「先のことは考えずに一つずつ勝っていきたい」と米川。今夏の茨城大会準優勝校が2年連続関東大会出場へ向けて最初の一歩を踏み出した。
2007/09/16(日)
県北地区予選 太田一、延長戦制す
〈県北地区〉太田一−勝田 12回表太田一2死三塁、梶山が中前適時打を放ち、ガッツポーズ=日立市民球場
第60回秋季関東高校野球県大会地区予選第2日は16日、日立市民球場などで1回戦12試合と代表決定戦7試合を行った。
県北地区は太田一が勝田を延長十二回の末、5−4で下し、2年連続県大会出場を決めた。県南地区は夏の大会4強の東洋大牛久が7−0のコールド勝ちで6年連続の県大会出場。県西地区は古河一、石下などが代表決定戦へ駒を進め、水戸地区は水戸農、鹿島が勝ち上がった。
第3日は17日、各地区で代表決定戦16試合を行う。
■12回、梶山が決勝打 太田一
○…県北地区Aシードの太田一は終盤で投打がかみ合い、延長十二回の熱戦を制して、2年連続で県大会出場を決めた。
2点差を追う七回、救援に立った片野立樹(2年)は、1点も許されない状況だったが、「直球が走っていた。バックを信じてどんどん投げ込んだ」と、テンポよい投球で相手打線を抑えた。
片野の好救援で攻撃にもリズムが生まれ、八回に同点。勝負は延長戦へ。3番梶山竜二(同)は延長十二回二死三塁、真ん中高めの直球を強振。決勝の中前適時打を放ち、歓喜に沸くベンチに一塁上からガッツポーズで応えた。
「ムードが良かったし、負けたくない思いがパワーになった。目標は関東大会」と梶山。県大会出場は通過点と強調し、次の戦いに向けて闘志をみなぎらせた。
2007/09/15(土)
常総学院、潮来に圧勝 土浦二サヨナラ勝ち
〈県南地区〉土浦二−国際土浦 10回を投げて1失点と好投した土浦二・石田=土浦市営球場
第60回秋季関東高校野球県大会地区予選は15日、県北、水戸、県南、県西各地区で開幕。第1日は土浦市営球場などで1回戦26試合を行った。
県南地区は4年ぶりに復帰した木内幸男監督が率いる常総学院が潮来に10−0で六回コールド勝ち。土浦二は国際土浦に延長戦の末、サヨナラ勝ちを収めた。水戸地区は玉造工が第9シードの水城を5−1で破り、県北地区は佐竹が勝田工をサヨナラで下した。県西地区は三和がつくば工科に3−0で勝利した。
第2日は16日、各地区で代表決定戦7試合、1回戦12試合の計19試合を行う。
■土浦二 石田粘投、勝利呼び込む
土浦二の先発・石田航(2年)が10回1失点の粘投で、チームをサヨナラ勝ちに導いた。
「直球のコントロールが良かった」と石田は初回に1点を失い、それ以降も度々ピンチを迎えたが、直球主体の攻めを貫いて要所を締めた。五回裏一死三塁から川島直輝(同)のスクイズで同点に追い付いてからは「次の1点が勝負を決める」とさらに気合を入れ、九回表二死一、三塁のピンチでは外角低めの直球で三振を奪い、得点を許さなかった。
石田の好投に応えたい打線は十回裏一死一、三塁の好機をつくり、最後は暴投でサヨナラ勝ち。塚原勇監督(50)は「石田の粘りがサヨナラ勝ちを呼び込んだ」とエースを称賛した。次は第1シード東洋大牛久との代表決定戦。石田は「直球でどんどん押して、いい投球をしたい」と強豪撃破に向けて意欲を語った。
2007/09/07(金)
センバツ目指し15日開幕
第60回秋季関東高校野球県大会地区予選の組み合わせ抽選会が7日行われ、各地区の組み合わせが別表の通り決まった。
県北地区は15日から3日間、日立市民球場など3球場、水戸地区は15日から4日間、水戸市民球場など3球場、県南地区は15日から3日間、土浦市営球場など3球場、県西地区は15日から4日間、結城鹿窪球場など3球場でそれぞれ行われる。
各地区とも7校が県大会(29、30日、10月3、6、7日・ひたちなか市民球場ほか)に出場。県大会の上位2校が10月27日から栃木県で開催される関東大会への出場権を獲得する。関東大会での成績が来春のセンバツ出場の参考資料となる。
■水戸地区 波崎柳川が一歩リード
全体的に混沌(こんとん)とした状況の中でジュニア大会優勝の波崎柳川が一歩抜け出ている。投手陣に延島、藤代の左右二枚看板を擁し安定感は抜群。試合運びもソツがない。
これを追うのが左腕エース真家が引っ張る水戸葵陵と総合力の高い水戸短大付。ともに守備からリズムをつかみたい。水戸一は夏の主力が多く残っているのが強み。水戸商は中川、阿久津を中心に強力打線で勝負をかける。水戸桜ノ牧は主砲河井に注目。水戸農は主戦益子を軸に試合をつくる。
ノーシード勢にも夏の準優勝校・常磐大高を筆頭に鉾田一、鹿島学園など実力校が並び、激戦は必至の様相を呈している。
■県北地区 Aシード有力も混戦か
Aシードの明秀日立と科技日立が有力だが、地区予選前のジュニア大会では両校とも敗れ、混戦が予想される。
明秀日立は左腕鈴木悠に加え、1番柴田、2番根本崇ら今夏の主力が多く残る。科技日立は捕手の3番鈴木が大黒柱。白井、小森ら投手陣も安定感がある。
このほか大子清流は今夏も活躍した左腕大崎が健在。日立工はエース右腕の荒川が4番としてチームを引っ張る。多賀は3番小林正、4番会沢ら打線が好調。太田一の1年生エース樫村は左上手からの力強い投球が持ち味。勝田の左腕・武田は制球力抜群。日立一、磯原もまとまりがあり実力上位だ。
■県南地区 層が厚い東洋大牛久
地区予選を前に開かれた選抜大会優勝の東洋大牛久、甲子園夏春連続出場を目指す常総学院が一歩リードか。
東洋大牛久は夏4強のレギュラー陣7人が残り層の厚さは随一。投手陣は遠藤、金杉の両左腕がそろい、打線も金子、川尻と好打者が並ぶ。常総学院は投手陣にやや不安な面も残るが、甲子園を経験した中村らが残り戦力は充実している。
このほか、好投手岡本を擁する霞ケ浦、エースで4番の永田が引っ張る土浦湖北などが続く。竜ケ崎一はマウンド経験豊富な鈴木が強み。まとまりの良い藤代、選抜大会準優勝の牛久、土浦三、土浦日大も侮れない存在だ。
■県西地区 総合力高い下妻二と境
総合力の高い下妻二と境が一歩リードか。下妻二はレギュラーの大半が1年生だが、左腕時野谷、右腕松尾、野村と充実した投手陣を誇る。境は制球力のあるエース小川を中心とする堅い守りからリズムをつくる。
つくば秀英は夏のメンバーが多く残り、飯島が軸の打線はつながりがある。鬼怒商は直球に切れのある右腕粟野が引っ張る。水海道一は打線に切れ目がなく、下妻一は長打力のある高瀬や鈴木、坂入両1年生投手に勢いがある。下館工は主戦金子を中心に粘り強さがある。三和は経験豊富なエース石崎が鍵を握る。さらに、岩瀬日大、下館一、守谷も実力は十分だ。
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