|

茨城空港あす開港 国内98番目、路線拡大が鍵 |
|
茨城空港(小美玉市)が11日、全国98番目の空港として開港する。国土交通省は2005年7月から、航空自衛隊百里飛行場の民間共用化を進めてきた。県の構想が約15年の歳月を経て実現する。アシアナ航空の韓国ソウル(仁川)便が開港日から、スカイマークの神戸便が4月16日から定期運航する。路線網の拡充という大きな課題を抱えたスタートとなる。県は北関東圏の航空需要に応え、首都圏第3番目の空港としての役割を果たすため、引き続きアジアの格安航空会社(LCC)などを中心に路線誘致に全力を挙げる。
同空港の定期路線はソウル便のほか、数カ月後に釜山便が週3往復程度運航される。4月16日から運航の神戸便は連日午前中に1往復する。
開港日は、アシアナ航空のソウル便はじめ、神戸と台湾、ハワイなどに向けたチャーター便が運航する。橋本昌知事ら関係者によるオープニングセレモニーのほか、各便の歓迎・出発式が空港内で開かれる。
また、開港祝賀会が同夜、水戸市内のホテルで開かれる。橋本知事ら県内関係者が出席するほか、航空会社の関係者や、韓国第1便で来日する安相洙(アンサンス)仁川市長や厳泰永(オムテヨン)堤川市長らを来賓として招く。
茨城空港は、国管理の空港として従来の滑走路に平行して長さ約2700メートル、幅45メートルの新滑走路を整備。事業費は約220億円で、このうち県負担は約70億円。旅客ターミナルビルは県開発公社が建設し、管理・運営を行う。
空港は、利用者の利便性と航空会社のコスト削減に最大限配慮した造りが特長。搭乗者の発着手続きをすべて旅客ターミナルビルの1階フロアに集中し、ボーディングブリッジ(搭乗橋)を設けず、タラップで航空機に乗り降りする。
航空機がエプロン(駐機場)内で旋回して誘導路に出られる自走式の構造とし、ハンドリング(航空機支援業務)のコストを削減する工夫もされた。
マイカー利用が多いと想定し、空港へのアクセス向上を図る周辺道路の整備が進められている。空港内には1300台分の無料駐車場が整った。
県は、コスト削減に配慮した簡素な空港を売りに就航交渉を続けており、中国や台湾、マカオ、マレーシアなどのLCCを中心に路線開設を働き掛けている。
 関連記事を取得中...
|
<<戻 る
|
[PR]チューリッヒの自動車保険
|