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茨城−神戸4月就航 国内定期、初の表明スカイマーク
2010/02/07(日) 本紙朝刊 総合1面 A版 1頁
開港まで1カ月余りに迫った茨城空港をめぐり、スカイマーク(東京)は6日、神戸空港間の定期便を4月16日から1日1往復運航すると発表した。国内定期便の就航表明は初めて。同社は徹底したコスト削減による低運賃が特長。茨城−神戸間で同社はさらなるコスト削減を前提に、格安運賃を実現させた。県は「利用促進に全力を挙げる」としている。
同社によると、茨城−神戸間は毎日午前中に1往復運航する予定。運賃は片道1万2千円(大人普通)。茨城−神戸間を1時間25分で結ぶ。神戸−茨城間は1時間10分。早期購入による5800〜9800円の4段階の割引運賃を設定した。今月16日からチケットの販売を始める。ダイヤは近く決まる見通し。
異例の格安運賃設定は、航空会社の利用コストが安い茨城空港の利点を生かし、搭乗手続きの自動化や、整備士を常駐させないなど、過去にない同社独自の人件費削減策の実現見通しが背景にあるとみられる。
県は昨秋ごろから、茨城空港就航に当たって大幅なコスト削減策を打ち出した同社との調整を本格化。省力化などをめぐる同社と国の協議が就航決定の鍵とみていた。県は3月11日の開港前の就航表明を要請してきた。
県空港対策課は「県内から関西圏への移動は年間40万人とされ、潜在需要は十分にある。魅力的な運賃を設定していただいたので、これまでの移動手段から飛行機に乗り換える人も多いはず」と神戸便の成功に期待する。
水戸−神戸間をJRで移動する場合、片道運賃は通常約1万6千円(特急・新幹線自由席料金含む)で、4時間半程度かかる。
また、羽田空港利用の場合、スカイマークの神戸便は片道9800〜1万800円(大人普通)という。空路と陸路、空路同士で新たな競合も予想される。
同社は神戸空港を「関西の拠点」と位置付けて路線展開を続けており、茨城便もその一環とみられる。2月1日には福岡便が就航し、7〜12月に札幌、鹿児島、熊本、長崎各間で新路線の就航を表明している。
同社は1998年9月に第1便就航。ボーイング737−800型(座席数177)を12機保有し、国内5空港で1日35往復の定期便を運航する。
橋本昌知事は「定期便就航が決まり、大変喜んでいる。県民のみなさんにご利用いただき、今後の増便につながることを期待している」と談話を発表した。
地元、小美玉市の島田穣一市長は「開港日から間もない国内線の就航で、こんなにいいことはない。これから、路線の広がりに弾みがつけばいい」と話した。
【写真説明】
スカイマークが運航するボーイング737−800型機
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